ひび割れ画像計測ソリューション「SightFusion(サイトフュージョン)」
「SightFusion」はデジタルカメラをコントロールする撮影支援ソフト「SightFusion for Capture(キャプチャ)」と、複数の撮影画像の合成とひび割れを自動解析するWebサービス「SightFusion for Inspection(インスペクション)」とを組み合わせた、橋梁点検支援用のひび割れ画像計測ソリューションです。
軽量なNikonミラーレスデジタルカメラ「Z50」とNIKKORレンズを使用し、Windowsタブレット上で撮影を行います。
SightFusionでは、従来必要であった専門的なカメラ知識不要でひび割れ画像計測に適した撮影が可能です。
さらに、撮影写真の合成をリアルタイムに行うことで、撮影漏れや画像品質に伴う再撮影を抑制。作業者負担の軽減と点検データのデジタル化が実現できます。
点検支援技術性能カタログ 掲載の新技術
SightFusionは、 国土交通省「点検支援技術性能カタログ(令和4年9月)」画像計測技術(橋梁)に新技術として掲載されています。
技術番号:BR010010
技術名:デジタルカメラを用いた画像計測ソリューション
国土交通省HP:点検支援技術性能カタログ
https://www.mlit.go.jp/road/sisaku/inspection-support/
点検支援技術性能カタログ 画像計測技術(橋梁)
https://www.mlit.go.jp/road/sisaku/inspection-support/pdf/c/BR010010.pdf
ひび割れ解析に最適な写真を撮るためのカメラの設定値をソフトウェアにより自動で制御することで、専門的なカメラの知識不要でひび検出に最適な写真撮影が可能です。
画像を撮影するごとにタブレット上で簡易スティッチを行うため、周辺画像とのオーバーラップ状況をリアルタイムに確認しながら撮り進めることができ、撮影漏れを防止します。ピンボケやブレの有無もすぐに分かり、その場で削除・再撮影ができます。
SightFusion for Captureで撮影した画像を専用クラウドにアップロードするだけで、自動で高精度スティッチ処理を開始します。AIを用いたひび割れ検出に加え、必要に応じてWeb上でひび割れの追加編集も行うことが可能。
Web上で処理が完結するため、重い画像処理の為の特別なPCは必要ありません。
解析編集結果はオルソ画像付きCADデータや数値データCSVファイルとして出力し、損傷図作成等に利用することができます。