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2019.03.06

Trimble受信機のGPS週数ロールオーバー対応状況について(2019.03.29 更新)

現在、お客様がご使用されているTrimble受信機について、2019年4月7日に発生するGPS週数ロールオー バーに対し、以下内容を確認いたしましたので、ご報告いたします。


確認結果

GPS週数ロールオーバーは、GPS受信機にとって既知の事象であり、最新の受信機であれば正常に処理されます。但し、古いタイプの受信機や、受信機内のファームウェアが更新されていない場合、2度目のGPS週数ロールオーバーに対応できないことがあります。
以下、販売終了品も含め、現在、ご利用いただいている可能性があるTrimble受信機において動作確認を行いましたので、各受信機のGPS週数ロールオーバーへの対応状況をお知らせいたします。


1)以下製品は、バージョン2.32以降のファームウェアにて対応済みです。

測量・調査・インフラ Trimble 5700/5800 Model-1 ※1
Trimble 5700/5800 Model-2
Trimble R2
Trimble R4 Model-1,2,3
Trimble R5
Trimble R6 Model-1,2,3,4
Trimble R7 GNSS
Trimble R8 Model-1,2,3,4
Trimble R8s
Trimble R9s
Trimble R10, R10LT
Trimble NetR9
建築・土木・情報化施工 SPS75X
SPS85X
SPS78X
SPS88X
SPS98X
SPS35X
MS97X
MS98X
MS99X
OEM BD950
BD960
BD982/BX982
BD920
BD930
BD940/BX940
BD992/BX992

※1 コントローラ efit+とV2.32の組み合わせにおいて、4月7日の午前8時59分~9時1分をまたぐ観測時に、観測時間が正しく表示されなくなります。ただし、受信機内部に取得されるデータに異常はなく、また観測終了後、次の観測時には正常な時刻を表示します。


2)以下製品は、バージョン3.38以降のファームウェアにて対応済みです。

建築・土木 SP80

3)以下製品は、バージョン3.81以降のファームウェアにて対応済みです。

測量・調査 Trimble R4s

4)以下製品は、各バージョン以降のリリースされているすべてのファームウェアにて対応済みです。 (※ 2019.03.27 更新)
なお、未対応バージョンにおいても、ガイダンス動作には影響がありません。ただし、内部の時計情報は現在日時ではありませんので対応バージョンへのUPをお勧めします。

精密農業 EZ-Guide 250 バージョン 3.12以降
AgGPS EZ-Guide 500 バージョン 5.12以降
Trimble GFX-750 バージョン 1.61以降
CFX-750 バージョン 7.78以降
FMX バージョン 10.13以降
AgGPS 332 バージョン 3.71以降
AgGPS 262 バージョン 5.02以降
AG-372 バージョン 8.30以降

5)以下製品は、対応済みです。

マッピング・GIS GeoExplorer 3000シリーズ
GeoExplorer 2008シリーズ
Trimble R1 GNSS Receiver

6)以下製品は、バージョン2.0Xのファームウェアにて対応済みです。

マッピング・GIS ProXH/XT

7)以下製品は、受信機本体はGPS週数ロールオーバーに対応済みですが、一部機能において、ご使用の 際に注意が必要となります。

マッピング・GIS Geo 7 ※2
GeoExplorer 6000
Pro 6T
気圧データの時刻が影響を受けるため、後処理ソフトへの取り込み前に、編集で気圧データを削除してください。
Trimble 3D/3B
SB/ST/SD
Nomad 900/1050
アプリケーションソフトTerraSync V5.86が影響を受けます。上位バージョンへのUPをお願いいたします。

※2 気圧データへの時刻書き込みの影響は4月7日の午前8時59分~9時1分をまたいだ観測時に発生する可能性があります。9時1分以降に電源を入れた観測に於いては影響がありません。


8)以下製品は、販売・サポート終了から長期間が経過しているため、今回のGPS週数ロールオーバーには対応できません。ご了承ください。

マッピング・GIS GeoExplorer 2005シリーズ


未対策バージョンのバージョンUP方法

・Trimble R4s
https://www.nikon-trimble.co.jp/support/download/gps/hardware.html でご確認ください。

・SP80
お買い求めの弊社販売店にて対応させていただきます。販売店までご連絡ください。

・EZ-Guide 250/ AgGPS EZ-Guide 500
お買い求めの弊社販売店にて対応させていただきます。販売店までご連絡ください。

・ProXH/XT
ProXH/XT ファームウェアバージョンアップ方法 (PDF)



<この件に関するお問い合わせ>
株式会社ニコン・トリンブル 技術本部 サービス技術グループ
(TEL:03-5710-2587  メール:ntservice@nikon-trimble.net)

※リストに掲載されていない製品につきましては、弊社担当の営業までご確認ください。



GPS週数ロールオーバーの概要

GPSはGPS時刻系で運用されており、1980年1月6日(日)午前0時(UTC)からの週番号とその週の日曜日午前0時からの秒数で時刻を定義しています。この週数を示すデータサイズが10ビットであるため、1023週の次の週は「0」週にリセットされてしまいます。この状況をGPS週数ロールオーバー(GPS week number roll over)と呼びます。

受信機でロールオーバーを適切に処理できない場合、表示やデータに正しい時刻が出力されなくなる場合があります。1999年8月22日に1度目のGPS週数ロールオーバーが発生し、2019年4月7日に2度目のGPS週数ロールオーバーを迎えます。

※GPSタイムは現時刻より18秒早いため4月7日(日)午前8時59分41秒~42秒に発生します。

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